梅ポリフェノール、梅干しの新型コロナウイルスに対する効果が発表されました!

紀州田辺うめ振興協議会(田辺市・JA紀南)の発表(令和4年3月15日) 

 大阪医科薬科大学(所在:大阪府高槻市、学長佐野浩一)医学部微生物学教室の中野隆史教授と鈴木陽一講師らの研究グループは、紀州田辺うめ振興協議会(田辺市・JA紀南)との受託研究において、梅ポリフェノールが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対してして阻害効果を持つことを明らかにしました。

【概要】新型コロナウイルス(SARS-CoV-2、大阪医科薬科大学で分離されたOMC-510 株を使用)に梅ポリフェノール(UP) を0.1 mg/mL の濃度で処理することにより、ウイルスの感染性が98%以上減少することが示されました。また、1 mg/mL 濃度のUP 存在下で、2 日間における培養細胞中のSARS-CoV-2 の複製を65%以上減少させることが示されました。以上の結果より、UP SARS-CoV-2 に対して阻害効果を持つことが明らかとなりました。

【参考】紀州田辺うめ振興協議会

https://www.tanabe-ume.jp/utility_and_functionality/kenkyu2021/

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みなべ町役場うめ課の発表(令和4年6月1日)

 東海大学医学部竹腰教授、山本教授、大阪河﨑リハビリテーション大学宇都宮教授、和歌山工業高等専門学校奥野教授、大阪河﨑リハビリテーション大学河野講師らにより、梅干しに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因ウイルスであるSARS-CoV-2に対して何らかの抗ウイルス作用があると考え研究が実施されました。 

【結果】梅干し抽出物(200㎍/ml)とSARS-CoV-2 を混合することにより培養細胞への感染が明確に抑制されました。また、SARS-CoV-2 の増殖を梅干し抽出物が顕著に抑制することも判明しました。これらの内容については特許が出願されています。

【参考】みなべ町役場うめ課

http://www.town.minabe.lg.jp/docs/2022052800016/

 

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