春陽
『春陽』は、お米に含まれるタンパク質成分の内、消化しやすいタンパク質を減らし、消化しにくいタンパク質が増えています。少なすぎると食味に悪影響をおよぼすタンパク質の総量を通常のお米と同程度にしながら、体に消化吸収されるタンパク質を減らす事が出来る美味しい低タンパク質米です。(消化しやすいタンパク質《グルテリン》が通常のお米の1/3程度です。)タンパク質の摂取制限を余儀なくされている腎臓病患者さんに、利用しやすくなる事を目的に、農林水産省 農業生物資源研究所等が研究開発しました。このお米は、平成9年度から虎ノ門病院(東京)・亀田総合病院(千葉)・四日市市立病院(三重)にて臨床試験を実施。その結果、腎機能の低下を抑制させる効果が期待出来ると、日本腎臓学会学術総会で発表されるまでに至りました。農水省ガイドラインによる『特別栽培米』です。