ふるさと和歌山の“あれ”が食べたい!
刀根早生 たねなし柿編

勝又 菜摘

【JALふるさと応援隊関西地区担当:和歌山県橋本市出身】
日本航空客室乗務員として国内線、国際線に乗務しております。
私は和歌山で生まれ育ちましたが、ふるさと応援隊の活動でジオサイトをサイクリングで巡るツアーに同行した際に参加者の皆さまとの会話で新たな発見もあり、和歌山の魅力に改めて気づき、とても思い出深い活動となりました。
ふるさと応援隊の活動の際にお会いしたお客さまとニューヨーク線の機内で再会することもありました!!
お気に入りのステイ先は、国内線では私の大好きな帆立が有名な青森県、国際線ではサウナ発祥地フィンランドの首都ヘルシンキです。ヘルシンキはサウナの発祥地と言われております。先日初めて行った折、驚いた事がありました。サウナの後の水風呂が目の前の海だったのです。整った後にいただいた伝統料理のサーモンスープが絶品で、五臓六腑に染み渡りました。

忘れられない柿のエピソード

幼少期に祖母が柿の入ったなますを作ってくれたので、私の家では柿はフルーツとしてだけでなく、お料理としても食卓に並んでいました。
今でも懐かしい思い出ですし、柿が一番の推しフルーツになったきっかけでもあります。

実際に食べた故郷の味

フルーツがとても好きなので、普段から旬のフルーツはよくいただいています。
この柿をいただく、3日前にも柿をいただきました。
もちろんその時の柿もとても美味しかったのですが、今回いただいた柿は糖度が高く、種がなく食べやすいと感じました。

見た目が立派でずっしりとした印象だったので、少し硬めの食感かなと想像していましたが、食べてみると程よい柔らかさで甘みがとても強い柿でした。

多種多様な柿の紹介

和歌山県は、柿の生産量が全国1位です。
紀の川流域のかつらぎ町、紀の川市、橋本市、九度山町は、柿づくりが盛んで、主要産地となっています。この地域は、複数の異なる地質が帯状に広がっており、土壌は豊かで保水力と排水性のバランスが優れています。気候は瀬戸内式気候区に分類されます。比較的温暖で日照時間の長い地域ですが、北は葛城山、南は紀伊山地に挟まれた地形のため、昼夜の寒暖差が大きく、甘くて鮮やかな色を持つ高品質の柿が育ちます。

【たねなし柿:渋柿】
『中谷早生』、『刀根早生(とねわせ)』、『平核無(ひらたねなし)』などの品種があり、どれも種が無いのが特徴です。

【紀の川柿:渋柿】
渋柿は一般的に収穫後に脱渋しますが、紀の川柿は収穫前に樹上で脱渋を行います。完熟してから収穫するため糖度がより高くなり、果肉には柿渋のタンニン由来の黒い斑点が出て、シャリシャリとした独特の食感が特徴的。栽培にとても手間がかかることや、産地が限定され、生産量が少ないため、希少価値が高いとされています。

【紀州てまり:甘柿】
和歌山県オリジナルの品種。甘くてしっとりとした食感が特徴です。「美しいてまりのような柿」という意味を込めて命名されました。糖度が一般の柿よりもかなり甘く実も1.5倍ほど大きいです。

【富有:甘柿】
『富有』は甘柿の中で生産量が最も多く、ジューシーで甘みが強いのが特徴。和歌山県では他にも、富有より収穫時期の早い『松本早生富有』や、松本早生富有の変異種としてかつらぎ町で発見された『溝端早生』など、様々な品種の甘柿が栽培されています。

商品一覧はこちら

コラボプロジェクト
について

和歌山県は、「JALふるさとプロジェクト」との連携により、県産品の
魅力発信に取り組んでいます。

『JALふるさと応援隊とは』
全国各地域の活性化をきめ細やかに応援するため、社内公募により選ばれた客室乗務員が、ゆかりのある47都道府県でイベントへの参加や地域産品のPRなどを通じて地域の魅力を発信し、地域を応援する活動を行っています。