2023.02.06
そろそろ梅の花が楽しめる季節です🌸
- 季節のおたより
和歌山県は梅の生産量が日本一!
うめの産地のみなべ町、田辺市の梅林では、1月末~2月になると一面が梅の花で真っ白に♪梅の花のいい香りで満たされます!
今回はそんな梅の花のお話です☆
🌸ウメの種類いろいろ!
ウメは利用目的の違いによって、観賞用の「花ウメ」と食用の「実ウメ」に分けられます。品種数は400種類以上あるといわれています。
花ウメはさらに野梅系や紅梅系等に分けられ、花色は白色、紅色、淡黄色のもの、一重や八重、枝垂れ性のものもあり、種類が豊富です。
紅梅系のウメは枝の断面が赤く、染料として梅染めに使われていたといわれています。
みなべ町には南高梅の梅染め体験ができるところもありますよ♪
梅染め体験/みなべの里梅染工房(わかやま観光/ほんまもん体験)
🌸「令和」のいわれ
ウメは日本で古くから鑑賞され、多くの和歌にも歌われてきました。
万葉集の中の梅に関わる歌は119首あり、新元号「令和」は梅の花を詠んだ梅花の歌32首の序文「初春の‘令’月にして気淑風‘和’ぎ」から命名されました。
この一文は、「初春の佳き月で、空気は清く澄みわたり、風はやわらかくそよいでいる」というような意味で、季節が春に向かおうとしている、のどかで麗らかな様子が描かれているそうです。
🌸梅産地の梅林を見に行こう!
梅産地では梅の咲く時期に梅林として公開し、イベントなども開催されています。
(※開催については主催者へお問い合わせください)
<和歌山県日高郡みなべ町>
〇南部梅林(※令和5年の開園は1月28日(土)~2月26日(日)を予定)
HP等:http://minabebairin.com/
住所:和歌山県日高郡みなべ町晩稲地内
〇奥みなべ梅林「受領の里」(※令和5年2月11日~(売店は土日・祝日のみ))
HP等:https://okuminabe.thebase.in/
https://www.facebook.com/okuminabe
住所:日高郡みなべ町東本庄1708
<和歌山県田辺市>
〇紀州石神田辺梅林(※令和5年2月4日(土)~3月5日(日))
HP等:https://www.tanabe-kanko.jp/view/sizen/kanbai/
住所:和歌山県田辺市上芳養5057-2
梅林でなくてもこの時期はそこかしこで梅の花を楽しめます。
梅の花が咲くこの時期、梅酒や梅干しなど梅を感じながら、一面に梅花が広がる産地の風景に思いを馳せてみませんか??
🌸もーっと梅林を楽しむ!
〇さつまいもとおもちのハーモニー「いももち」
「いももち」というとじゃがいもを使った香ばしいおかずを想像されるかもしれません。
和歌山の「いももち」はさつまいもともち米を蒸し、ついた後、なかにあんこを入れて丸め、きなこをかけたスイーツです♪
ほんのりとした甘さにとろっとしつつも、もちもちとした触感がたまりません…!!
和歌山の梅林では、この「いももち」が販売されていることも多いですので、ぜひお試しあれ☆
〇かわいいミツバチが飛んでいることも…
梅の花の時期はとても寒いので、飛んでいる虫が非常に少ないです。
しかし、梅の実をならせるのに必要な受粉を行うためには、虫の手助けが必要不可欠!
そこで、梅の産地ではミツバチの巣箱を梅林に置くことで、受粉のお手伝いをしてもらいます!
お天気のよくて少し暖かい日には梅の花を訪れるミツバチの姿が見られるかもしれませんよ♪
🌸イベント情報
「UME-1 フェスタ in 梅の里みなべ 2023」
南高梅誕生50周年を記念して、2016年からスタートした梅の祭典!
併せて「高校生が考えるうめぇ(梅)料理」をテーマに考えた、梅料理のレシピを競う「第7回グルメ甲子園」も同時開催。
高校生が考えたレシピを実際に食べられます!
日時:令和5年2月12日(日曜日) 午前9時~午後3時
場所:旧清川中学校(和歌山県日高郡みなべ町清川2202)
HP等:http://www.town.minabe.lg.jp/docs/2022060100016/ (みなべ町HP)