栗拾いの季節がやってきました！

2023.11.07

　今回、海南市のとある農園で、栗拾いをさせていただきました。果物狩りとはちがい、地面に落ちている栗を拾います。手で拾うと痛いので、栗のイガを足で踏んで抑え、トングで取り出す方法を教えてもらいました。子どもの頃は、経験がなかった分、大人になった今でも十分楽しめます！

　ところで、皆さんが食べている部分は、植物のどの部分にあたるか知っていますか。一般的な果実では、果肉と呼ばれる部分を食べますが、実は栗の食用部分は、「果肉」ではなく「種」なんです！その種の最も外側を覆うイガは、他の果物でいう「皮」に当たります [1]。

　では「果肉はどこか？」、というと、一般的に硬い皮と言われている鬼皮にあたります。そのため、種（食用部分）は、外からイガ（皮）、鬼皮（果肉）、そして種表面にある渋皮の三重に覆われていることになります。ちなみに、栗はブナ科の植物で、ドングリと同じ仲間になるんですね。

　また、令和4年度での栗の収穫量ランキングについて、茨城県、熊本県、愛媛県、岐阜県、愛媛県で全国の半分以上を占めています [2]。和歌山県では、栗を栽培している地域は、ごく限られていますので、栗拾いは貴重な体験ですね。

　次は栗料理に挑戦です!

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