梅干しといえば和歌山！贈り物にも最適な梅干しの選び方とおすすめ商品

家族や友人、親せきなどへの贈り物に悩んでいる方もいるでしょう。
そんなときは「梅干し」を検討してみてはいかがでしょうか。
長く保存しやすい製品があるほか、さまざまな種類、味付けから好みの製品を楽しんでもらえます。

今回は、梅干しが贈り物に最適な理由をはじめ、選び方やおすすめの商品などをご紹介していきます。

梅干しが贈り物に最適な理由

梅干しは、贈り物としてプレゼントされることが多いですが、なぜ贈り物に最適なのでしょうか？まずは梅干しが贈り物として最適な理由からご紹介します。

理由1．長寿を願う気持ちを伝えられる

梅干しは表面にシワが見られる食べ物です。そのため、「シワができるまで元気で過ごしてほしい」という長寿の願いを込めてプレゼントされることも多いようです。
縁起のよさを連想させる食べ物なので、お中元や引き出物などで人気を集めているのでしょう。

理由2．健康を守る成分が含まれている

梅干しには、「梅はその日の難逃れ（ことわざ）」「梅は三毒を絶つ（医心方）」など、古くから健康を守る効能が日本人の間で注目されてきました。親しい人の健康を願っていることを形としてあらわせるので、プレゼントに適しているのでしょう。
最近では、梅干しに含まれるポリフェノールが、新型コロナウイルスに対して阻害効果を持つこともわかってきています。

詳細を知りたい方は下記の記事をチェックしてみてください。
参考：梅ポリフェノール、梅干しの新型コロナウイルスに対する効果が発表されました！

理由3．保存ができる

理由4．様々な用途で使える

梅干しの歴史

「梅干し」という言葉が初めて書物に現れたのが、平安時代中期です。村上天皇（在位946〜967年）が疫病を患ったとき、梅干しと昆布を混ぜたお茶を飲んで回復したという記録が残されています。
鎌倉時代の「世俗立要集」という書物には、「梅干ハ僧家ノ肴」という記述もあり、お坊さんの間では酒のさかなとしても親しまれていたようです。

梅干しを贈り物にするときの選び方

ここまで梅干しが贈り物として人気の理由や、梅干しの歴史についてご紹介しました。梅干しに興味を持っていただけたことでしょう。
ただ、梅干しにはたくさんの商品があり、選び方に迷ってしまいがちです。ここからは、梅干しを選ぶときに重要な基準について解説していきます。

選び方の基準1．梅干しの種類

梅干しを選ぶときに着目してほしいのが種類です。
梅干しの代表的な種類は下記の通りです。

白干梅
調味梅干し
干し梅など

それぞれの詳細を確認してみましょう。

昔ながらの「すっぱい」梅干し【白干梅】

白干梅は、塩と梅だけを使用する無添加の梅干しです。塩漬けした梅を干すことで作り、梅干しならではのすっぱさを味わえます。
長期保存ができる梅干しとして知られており、中には半永久的に保存できる製品もあります。贈り物として受け取った方も、自分のペースで梅干しを堪能できるでしょう。

さまざまな味が楽しめる【調味梅干し】

調味梅干しとは、塩漬け・天日干しした梅干しを水やお湯で塩抜きしてから調味液に漬けた梅干しです。調味液の種類はさまざまであり、いろいろな風味を楽しめます。
中にははちみつ梅など甘い味つけの製品もあり、すっぱい梅干しが苦手な方でも食べやすいです。子どもがいるご家庭にプレゼントするときにも検討してみるとよいでしょう。

おやつとしても楽しめる【干し梅】

干し梅とは、梅干しをさらに乾燥させて作ったお菓子です。一般的には甘く整えた調味液に漬けるので、梅干しにくらべ甘く酸っぱい味付けになっています。
種を抜いたものや梅一粒が個包装されている商品もあり、飴を食べるようなおやつ感覚で、気軽に梅を堪能できるのが魅力です。

カリっとした触感が特徴の【梅漬け】

ここまで梅干しの種類をご紹介しましたが、実は干さない梅食品の梅漬けもあります。
梅漬けは、天日干しをしないで塩漬けだけをした梅食品です。
梅干しのようなシワは見られず、カリっとした歯ごたえを感じます。おにぎりやお茶漬けの具材にピッタリです。

選び方の基準2．梅干しの味つけ

梅干しを選ぶときには味つけに注目してみましょう。代表的な味つけは下記の通りです。

しそ漬け梅干し（しそ味）
はちみつ梅干し（はちみつ味）
かつお、昆布梅干し（かつお、昆布味）など

それぞれの味付けの梅干しについてご紹介していきます。

しそ漬け梅干し

しそ漬け梅干は、白干梅を赤しそと一緒に漬けて色や風味をつけた梅干しです。鮮やかな色味と、しその爽やかな風味を楽しめます。
塩漬けされた梅に赤しそを加えて作られます。パックの中に梅とともにしそまで含まれている製品もあります。

はちみつ梅干し

はちみつ梅干しは、塩抜きした梅干しをはちみつ入りの調味液に漬けた梅干しです。
白干梅よりも塩味が少なくなっており、はちみつのトロッとした甘さと、梅干しの酸っぱさの絶妙なバランスを楽しめます。甘めの商品が多く梅干しが苦手な方や子どもでも食べやすいです。

かつお・昆布梅干し

かつお・昆布梅干しは、塩抜きした梅干しをかつお節や乾燥昆布などを混ぜた調味料に漬けた梅干しです。
かつお節のうまみ成分であるイノシン酸は、梅干しとの相性がよいです。昆布もうまみ成分が豊富で、ご飯やお茶漬けなどにピッタリです。

梅干しで有名な県

梅干しを購入するときに、産地が気になる方もいるでしょう。梅干しが有名な県として挙げられるのが和歌山県です。

和歌山県は、梅の生産量日本一を誇り、和歌山で生まれた代表的な品種として南高梅（なんこううめ）が生産されています。南高梅は、数ある梅の品種の中でももっともメジャーな品種として知られています。
果実はとても大きく、果肉が厚くて柔らかいのが特徴です。梅干しにすると、とても柔らかい食感を楽しめます。また梅酒、シロップや梅ジャムなどの加工品でも良く使用されます。
家族や友人、親戚においしい梅干しを楽しんでもらいたいのであれば、ぜひ和歌山県の南高梅の梅干しをプレゼントしてみてはいかがでしょう。

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